今回の講師のプロフィール
先生は中国東北地方の大学出身で、プロフィール欄にも「東北のアクセントが好きならぜひ!」と書かれていた。(今は上海在住)
自分は中国東北部にとても興味があったため、「この先生なら自分のニーズにぴったりだ!」と思い、期待を込めて受講を決めた。
受講前にはあらかじめ「卓球の王楚钦(ワン・チューチン)選手が好きで、東北の文化に興味があります。HSKの合格は目指していません」とメッセージを送り、自分のスタンスを事前に伝えておいた。
講師の雰囲気
終始ドライで機械的だった。こちらの背景や雑談にはほとんど触れず、淡々と正論で添削をこなしていくスタイル。
事前メッセージで伝えた趣味や目的はほとんど考慮されず、講師側の決められたマニュアル通りに淡々と進行していくような冷たさを感じた。
レッスンで話したこと・学んだこと
レッスン内容は、HSKK初級の「第3部分(質問に対して自分の意見を論理的に答える課題)」のフォーマットに沿ったものだった。
例えば、「好きなスポーツについて、健康への効果、一緒にやる相手、場所などを交えて論理的に述べる」という課題。ひたすら文章を作り、発音し、直される作業の繰り返し。
その中で「能力(nénglì)」という単語が出てきた際、先生がこう言った。
「あなた、王楚钦が好きでしたよね。彼は“有能力(能力がある)”ですよね。この単語はそういう風に使います。で、次は……」
全レッスンを通して、自分の好きな王楚钦や東北の話題が出たのは後にも先にもこの1回だけ。あとはひたすら機械的な添削が続いた。
感想
プロフィールに「東北のアクセント好きならぜひ!」とあり、事前に「試験目的ではなく文化や好きな卓球選手の話がしたい」と伝えてあった上でのこのレッスン。果たしてこれは人としてのコミュニケーションが取れていると言えるのだろうか。
確かに発音矯正にはなるだろう。しかし、単語の指示や文章の機械的な添削だけであれば、今の時代AIを使えばタダでできる。
わざわざお金を払って人間に教わる以上、求めるているのはマニュアル通りのロボットのような対応ではない。
その点で、講師のプロフィールに書いてある「中国トップクラスの大学卒」「指導資格あり」「指導歴〇年」といったスペックはクソの役にも立たないのである。
自分が求めているのは優れた実績ではなく、血の通った対話(というか最低限、人としてのコミュニケーション)ができる「人間」なのだと痛感した。
でも悲しいことに、中国語の先生、こういうロボみたいな人が多いのだ。


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